2007年01月29日

死への一考

老衰で死すが本望人ならば 悔しく涙病で逝くを

「地獄来い」死神寄りて言う せめて 死後は天へとすがる憐れさ
posted by YF at 09:51 | コメント(0) | TrackBack(0) | 短歌

2007年01月20日

ALSと言われ

三年後呼吸不全で死すと医師 毅然と聞けど心中悲鳴

この病呼吸器つけても麻痺はなる 骸(むくろ)になりて生きても哀れ
posted by YF at 06:34 | コメント(1) | TrackBack(0) | 短歌

2007年01月06日

踏みつけられて

崇められ若医者患者踏みつける 技優れても人あさはか哀れ

萎えた筋 力自慢のプライドを 涙で消し去るほど踏みつけ
posted by YF at 21:20 | コメント(1) | TrackBack(0) | 短歌

2006年12月30日

不安

不安とは形の見えぬ刃(やいば)なり 胸も痛めば胃裂け血も吐き

鬱来れば妻の香以外薬なし 漂いくれば不安和らぎ
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2006年12月24日

ある難病を知り

地獄さえ楽に感ずることそれは 生きながらなる総身麻痺ぞ

骸(むくろ)かな・身・口微塵も動かねば 脈だけが生の証し悲し
posted by YF at 07:49 | コメント(4) | TrackBack(0) | 短歌

2006年10月14日

試練もまた楽し

試練とは己高める薬膳ぞ 食えば勝利に食わねば負けに

試練から学んだことを上げるなら 越えれば評価滝の逆立ち

野原たんたん歩くより山谷越え行くのが楽し 人生しかり
posted by YF at 20:12 | コメント(6) | TrackBack(0) | 短歌

2006年10月13日

悪しき日も越えれば良き日

悪しき日も慣れてしまえばただの日々 笑い過ごせば良き日にもなり

良く見れば幸の芽あり悪しき日にも それに水やり華ぞ咲かせん

悪しき日は寝れば楽々時も経つ そんな日つなぎ年越せ楽に
posted by YF at 12:42 | コメント(2) | TrackBack(0) | 短歌

2006年09月08日

入院記 看護

感謝すも慣れぬナースの看護で黄泉ぞ 動悸耐え生きてきたのに

即あの世!慣れぬナースの看護ぞ怖し ベテラン来この世留まれ

頻脈も癒えて 我が帆を上げ行けど 地獄看護の海に沈没
posted by YF at 07:00 | コメント(1) | TrackBack(0) | 短歌

シュールリズム短歌 星

星になる今くすんでいても 銀河にあれど輝き無比な病越え

肉体死して砂になろうが 心の光り歌にし固め星にせん

苦しみ糊に病気つないで ブラックホールに捨ててやる俺がきっと
posted by YF at 06:59 | コメント(0) | TrackBack(0) | 短歌

夏去り秋来

蝉の歌響けば夏は起きたのに 秋は寂しき戸を打つ風で

朝四時に夏に別れと起きたのに 秋に「去った」と諭され沈み
posted by YF at 06:58 | コメント(1) | TrackBack(0) | 短歌

CM

真夏見た秋刀魚でビールのCM 夏好き無視の賭けにで立派!

カツラ買う勇気も無いのにテレビ見て あれやこれやと悩む阿呆
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2006年08月22日

病室で

病室個室テレビただ屁も出せる 天国なれど請求怖く

九時〜六時寝れば体も回復へ だが寝るほど脳溶け焦らん
posted by YF at 14:06 | コメント(2) | TrackBack(0) | 短歌

小言

俺入院し施設居ぬのも良いか? 小言言われぬケアを思えば

小言言い嫌われるのは辛いけど 間違い正せぬ親爺不要
posted by YF at 14:05 | コメント(0) | TrackBack(0) | 短歌

2006年08月17日

病棟秘話

夜(よ)に怒声発すはらからの胸中思えば涙 病棟の悲話

明け方の病棟そよぐ童(わらべ)歌 皆で笑みせん昔日辿れ
posted by YF at 06:15 | コメント(0) | TrackBack(0) | 短歌

2006年08月16日

続大頻脈/2006/8/14/夜

頻脈を病院前で気で止めて 入院せんと涙ぐましく

頻脈で入院決まり気が抜けて “発作親分勝つ!”の幕開き

二百打つ動悸の凄さに我疲れ 熟睡出来良きこともあり…か?
posted by YF at 05:57 | コメント(1) | TrackBack(0) | 短歌

2006年08月15日

大頻脈/2006/8/14

頻脈が風呂場で出たぞ泡のごと ケアも泡吹きゃ皆泡まみれ
※ケア=介護士

頻脈で死にそうなれど平気ぶる我阿呆 ガッツ出す場知らず

救急車 飛ばし揺られて頻脈も 敵ぬ酔いで黄泉見え「なぜよ?」
posted by YF at 18:47 | コメント(0) | TrackBack(0) | 短歌

終戦記念日

原爆に焼かれることに比べれば 我が病など湯浴みの如し

闘病に戦(いくさ)重ねて瞑想すれば 兵士の痛みー分は知り得

靖国に集う御霊(みたま)の盾により 父母ら護られ我あり感謝
posted by YF at 09:11 | コメント(0) | TrackBack(0) | 短歌

字で観る舩後靖彦とは

舩後とは舟が棺差し公は公家 先祖奈良にて墓守業か?

中尉した父が命名靖彦と 慰霊も行けず名(な)重きと恥ず

舩後靖彦墓守の名を持つ輩 名の業せずご先祖泣かす
posted by YF at 09:10 | コメント(0) | TrackBack(0) | 短歌

2006年08月13日

俺風高校野球観

球児の汗見涙せん 俺何もせず青春を潰した悔いで

負けだした野球チームにエールする 逆転劇におのれ重ねて

勝ち負けじゃないぜ野球も人生も 負け犬認めぬ俺風見栄
posted by YF at 22:55 | コメント(0) | TrackBack(0) | 短歌

2006年08月10日

言葉

言葉投げボールの如く打たれれば 投げがいありて永遠投ず

言葉来て蚊のごと無視をしたならば ご縁己で掻きむしるの似

メールとは口無き者の言葉なり 画面の字ですデートぞ楽し
※口無き者=話すのが困難な障害者
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2006年07月24日

パソコンが壊れ/2006/7/13〜

パソコンが壊れてメール打てぬ日々 念で語ると試すも虚し

パソコンが壊れて画面突如黒 人も機械も死は闇悲し

パソコンが壊れようとも 我が病進むが如くなす術も無し
posted by YF at 13:08 | コメント(3) | TrackBack(0) | 短歌

2006年06月28日

むくんで嬉し/2006/6月下旬

やり過ぎた ALSのダイエット 筋(すじ)痩せ憐れ我ぞミイラに
※病気を疲肉ってみました。※これのみ、1999/7〜現在

全身むくみにんまりす 痩せの俺レスラー気分堪能せんと

むくみ出て血と尿採れど我呑気 結果も訊かずケサラセラ決め
※ケサラセラ⇒なるようになれ!
posted by YF at 07:52 | コメント(4) | TrackBack(0) | 短歌

アロハはおれば/2006/6月中旬

梅雨寒もアロハはおれば南国と洒落てはみたが 鳥肌悲愴

M字でこアロハはおれば的屋風 祭りがオフで気も毛も抜けた
※的屋=縁日などに店を出し、品物を売る業者。香具師(やし)。
posted by YF at 07:51 | コメント(4) | TrackBack(0) | 短歌

病院嫌い/2006/6月初旬

油汗蝦蟇(がま)ほど垂らす腹痛も 涼しき顔す病院嫌い

大福のごとむくむ腕 肥えたせいと嘘つくおれ病院嫌い
posted by YF at 07:50 | コメント(1) | TrackBack(0) | 短歌

2006年06月09日

我が青春の歌(マイクロバス)/1979〜1981(21才〜23才)

トラックの映画見燃えて免許取り マイクロバスでコンボイ気取り
※状況説明です。※免許⇒普通U種、大型U種、けん引U種を、21才で取りました。※マイクロバス=29人乗りのバス。※コンボイ=18輪のトレーラー。

客悲鳴 路地裏バスでぶっ飛ばす“スリルはおまけ”とほざきながら
※バス=29人乗りのマイクロバス。

手袋しワッパ回せば客俺を プロと安心 アマとは言えず
※ワッパ=ハンドル

坂でバス ブレーキ燃えて止められぬ 客に笑みし心で絶叫
※バス=29人乗りのマイクロバス。

バス旅行運ちゃんの俺布団部屋 うたげ横目に手酌し寂し
※バス=29人乗りのマイクロバス。

バスの旅 運ちゃん兼俺マスター からむ酔客笑みで操る
※バス=29人乗りのマイクロバス。

帰路のバス酔客眠りいびきかく 寝ても黙らぬ親爺に唖然
※バス=29人乗りのマイクロバス。
posted by YF at 13:15 | コメント(6) | TrackBack(0) | 短歌

2006年06月06日

企業戦士の歌(陸奥へ)/1982/09.24才

呉服商“催事するから社員貸せ” 客強し新米の我出ん
※状況の説明文です。

呉服屋のバスに揺られて陸奥(みちのく)で 呉服売るふりして時計売り
※状況の説明文です。※陸奥=東北地方

東北語知らねど喋る展示会 時計売るには笑われて良し 

呉服屋の社員と雑魚寝 地下鉄で寝れる俺もいびきで徹夜 

上客の呉服屋幹部同じ部屋 緊張で息も出来ず寝れず

陸奥(みちのく)で時計ばか売れボスご機嫌 “品の力!”と 俺売ったのに

得意先 ひと月おだて旅すれば 家では力抜け髪も抜け
posted by YF at 15:43 | コメント(1) | TrackBack(0) | 短歌

2006年06月05日

企業戦士の歌(新米)/1982/06.24才

社は・時計・ダイヤ輸入大卸す 客は問屋か専門店で
※状況の説明文です。

どんと買う大店上司入りびたり 新米悲し新規に詣で

「住所追い時計を売れ!」とボスが言う 見れば郡部ぞ新米辛し

売り先の時計屋全て新規のみ 新米苛め“じょうとう!”と燃え
※苛め⇒大袈裟です。

新米は車無し 靴は破れど 一本時計売るまで歩き

百本の時計両手に汗し行く 帰りは売れて空と信じて

汗拭かず噴出すままに時計屋へ 時計売れねど熱意売れると
posted by YF at 13:21 | コメント(0) | TrackBack(0) | 短歌

2006年06月03日

企業戦士の歌(デパートで武者修行)/1982/05.24才

デパートで社の時計売り悪ければ 売り場から追い出され あせれど
※状況説明です。

店員じつはメーカーの社員なり 請うデパートにノー言えず出し
※状況説明です。

上司が西武の売り場に俺立たせ「売れ!」と言い 去る 残されポカン
※西武=西武百貨店

売り子とし西武へ通い武者修行 並み居る他社を切らんと構え

「奥様お似合いですよ!」と世辞言うが 震え隠せぬ新米の我

時計売りなれれば羞恥心は消え 「お嬢様いかが」と擦り寄れて

売り子とし西武で修行 売りたさで蚊のごと客にたかり金吸い

沢山の時計メーカー 競う西武でトップ取るには飯二分
※状況説明です。

良く売る他社の技見れば 人気取りライバルに売らせるとは唖然

時計売り 四十(しじゅう)度熱が出てもやり 西武でトップになり倒れる
※トップ=あくまでも、キャンペーン1ヶ月の話しです。
posted by YF at 23:18 | コメント(0) | TrackBack(0) | 短歌

2006年06月01日

衣替え/2005/6

衣替えアロハ寝間着にすることで サーファー風に親爺の俺も

黄のアロハ羽織り眠れば夢中では 我紋黄蝶キザでお洒落な

青アロハ着て夢見れば 鳥のごと舞う俺がいる呼吸器も無く

花柄アロハ着夢を見た 俺は蜂 喰えない筈が蜜を楽しむ
※私は口から食べれません。

美女が来る!おニューのアロハせがんでも 妻が「要らん!」と喝くれ悲し
posted by YF at 20:56 | コメント(0) | TrackBack(0) | 短歌

2006年05月26日

ファイバーセンサーとは 2003/11〜

でこ皺の動きファイバー線介しセンサー感知 パソコン動く
※状況説明です。※でこ=ひたい

センサーのファイバーコードでこに貼り ひたい屈伸呼び鈴鳴らし
※状況説明です。

でこに二個ファイバー燈せば鬼似る 夜中に客が来ぬかと期待

センサー壊れベル鳴らず 介護士に安眠与える我が奉仕ぞ

センサーの感度高くてカーソルが 暴走悲しデータ消し去り

介護士が汗しセンサー微調整 それ見吹き出す我意地悪く

センサーの感度悪くてパソコンの 一語打つ度鉄打つ辛さ

センサーは文字打つための俺の指 箸も持てたら可愛さ娘(こ)ほど
posted by YF at 12:20 | コメント(3) | TrackBack(0) | 短歌
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