2008年04月19日

055/『新舩後流短歌』

ぬくき風春きわだたせ冬かくしふいに我斬る君に似ている


posted by YF at 00:00 | コメント(6) | TrackBack(0) | 短歌
この記事へのコメント
春風や福を運びて温もりの
        陽射しのきらり君の心と
Posted by 風流 丸 at 2008年04月22日 21:17
満開の黄色き花の群れ立ちに
        織りなす光心色づき
       
Posted by 風流 丸 at 2008年04月24日 08:59
遅咲きの紅八重桜散り始め
         春も過ぎゆき初夏の風吹く
残酷に傷つきし春遠くあり
        散りゆく花に流れゆきけり
ハッとして滲む鮮血ポタリ落ち
        ぴりっと走る痛みの疼き
凡庸の悲しき性に打ちしがれ
        苦悶の日々に春は遠のく
砂袋背負いて重き足取りに
        野辺の雑草春の花咲き
激し雨洗い流して初夏に入り
        新緑冴える山辺の里に

        
Posted by 風流 丸 at 2008年04月25日 00:04
行間に埋もれし人に光り差し
       閃光かえり眩む哲学
人を斬り己をきざむ苦悩獄
       春眠にこそ救い求めん
切りきざむ青ネギの香目にしみて
       味わい深しまな板の音
どこからかきわだつ春よ我のため
       ぬくきオーラを運べたまえり


       


         
      
         
      
Posted by 風流 丸 at 2008年04月26日 10:59
静寂に斬り込む鐘の響きあり
      煌めく星の光のように
鮮やかに野辺の花々咲き誇り
      青葉に溶けて今の時こそ
山深き温湯に打たれ沢の音(ね)に
      鶯響き揺れる湯煙
まだらなる山肌続く新緑に
      晴れたる空のさえ渡るかな
Posted by 風流 丸 at 2008年04月29日 16:46
素晴らしき素晴らしきかな新緑の
風に吹かれしままに居座る  青空と緑の山と太陽が
溶けて結びぬ平和の宿り  
遠来の黄砂飛来し霞たち
透(とお)らぬ大気陽気奪いて  一人より二人三人ふえるほど
       賑(にぎ)わい豊か知恵の高みに
田に水の入りしせせらぎ風に乗り
       若葉とともに響き溶けゆく
心地よき若葉の風に運ばれし
    物憂き永久(とわ)の扉開きぬ
陽射し照る若葉の陰にそよ風の
    冷気うるわし肌を駆け抜く
さえずりの響き散りばむ山間(やまあい)の
    風に揺らめく若葉輝く
気持ちよきああ気持ちよきそよ風に
     ゆだねて眺むまほろばの里
 
Posted by 風流 丸 at 2008年05月15日 07:59
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