2006年01月17日

達磨

寝返りをうてなくなって幾年ぞ 笑顔の中で辛抱続け

根競べしたならどちら勝つかしら? 寝れぬ達磨と立てぬ我等が
※達磨=中国禅宗の祖 ※我等=難病患者

達磨氏が我慢強さの鏡なら 俺も鏡とえばってみせん

不遜でも達磨とおのれ重ね見て 「似てる!」とはしゃぎ憂鬱晴らす

達磨師の座禅苦行に比べたら 我の寝禅は恥じるほど楽

寝たきりを寝禅と名づけ俺今日も 修行のふりし昼行灯を

posted by YF at 14:56 | コメント(1) | TrackBack(1) | 短歌
この記事へのコメント
寝たきりを寝禅と名づけ俺今日も 修行のふりし昼行灯を
達磨師の座禅苦行に比べたら 我の寝禅は恥じるほど楽

そうか「寝たきり」は「座禅」ならぬ「寝禅」か! と目から鱗でした。同じ状態でも、それをどう捕らえるかで、すべてが変わってきますね。「寝たきり」というと、受け身で無力な感じがするけれど、「寝禅」というと、前向きで力強い。でも、だからって無闇にいばったりしないで「昼行灯」とか「 我の寝禅は恥じるほど楽」と照れてみせるところが、また舩後さんらしくて、思わず笑みがこぼれました。

人間って、ちょこまか動いて、ゆっくり物を考えない。忙しい時を過ごしていると、なおさらそうです。でも、木は違う。じっくりと一箇所に留まって、風を感じ、雨を浴び、巡る星辰を見つめている。自分の木の葉が奏でる風の音色で、訪ねてくる小鳥たちと語りながら。木って「寝禅」しているのかもしれませんね。だから、あんなにすこやかで美しいのかもしれない。そんなことも思いました。
Posted by 寮美千子 at 2006年02月12日 01:02
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